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イオン小郡店 グロサリー担当
イオン小郡店 グロサリー担当
長谷川 侑
Hasegawa Yuu
2024年入社
PROFILE
2024年に新卒入社し、イオン小郡店で一般食品(グロサリー)の売場管理や販売計画、企画発注、レイアウト設計を担当。勤務計画の作成やパートタイマーへの指示など運営面にも携わり、データに基づいた在庫コントロールと売場最適化で成果を高める。
Theme 01業務内容について
売場づくりは仮説と検証の連続
イオン小郡店のグロサリー部門で、企画発注・販売計画の立案・売場設計を中心に、シフト設計やコミュニティ社員への役割分担まで幅広く担当しています。仕事の醍醐味は、自ら設計した「いつ・どこで・どう見せる・いくつ売る」という仮説が、実際の売上データで検証される瞬間にあります。成功も失敗もすべて次の改善材料になり、日々の挑戦が次の成果に直結します。
着任初期は「欠品を避けたい」という意識が強く、発注数を多めに設定した結果、翌週の重点商品の展開スペースや在庫を圧迫してしまったことがありました。その経験から「欠品を避けること」と「過剰在庫を持たないこと」の両立が大切だと学び、以降は週次の売上・在庫推移を精緻に記録し、1週間で売り切れる数量を推定するようにしました。
今では重点商品の単品売上が全店上位5位に入る週も増え、データに裏付けされた売場づくりの成果を実感しています。

Theme 02九州の発展に向けて
地域に根ざしたお店づくりを目指す
地域に根ざした
お店づくりを目指す
九州・地域のお客さまにとって、毎日の買い物が「もっと便利で、手の届きやすい価格」になることが私の使命だと考えています。売れ筋商品や話題の商品だけでなく、「しあわせプラス」や「月間おすすめ品」といった日常使いの価格訴求商品の販売・在庫維持にも注力。お客さまの生活防衛意識が高まる今、これらの売上が伸びたときには、自分の仕事が地域の暮らしを支えていることを強く実感します。
売場づくりでは、お客さまの視点と従業員の視点の両方を大切にしています。お客さまにとっては「通路の動きやすさ」「商品の見やすさ」「手に取りやすさ」を重視。
従業員にとっては「データに基づいた利益への貢献度の把握」や「人気商品の即時展開」を重視しています。さらに、九州特有の嗜好(例:甘口醤油)や地域ごとの購買傾向をデータで分析し、商品を売上順にABCランクに分類。Aランクは欠品ゼロを徹底し、Bランクは常に棚を埋める数を確保、Cランクは「欠品ぎりぎり」を目安に在庫を調整することで、店舗ごとに最適化した在庫運用を実現しています。こうした取り組みを通じて、「地域に密着したお店づくり」という使命を体感しています。

Theme 03イオン九州だからこそ得られる成長とは
挑戦から学び、大きく成長する毎日
挑戦から学び、
大きく成長する毎日
週単位で立てる販売計画は、前後週の重点商品や他部門の施策とも干渉するため、常に最適解を探る必要があります。その中で、広い視野で情報を集め、取捨選択する力が養われました。また、判断の正否がすぐに数字として返ってくるため、スピード感と精度の両立も求められます。
採用活動や店外業務が増え、売場に不在の時間が長くなった際には、口頭の指示だけでは意図が伝わりきらない場面がありました。そこで売場レイアウトをExcelで図示し、指示を「見える化」する取り組みを導入しました。誰でも同じ品質で売場を再現できるようにしたことで、役割分担や当日の優先順位が明確化。さらに、パートタイマー一人ひとりの得意分野(例:陳列が得意/事務作業が正確など)に応じた配置も可能になり、チームとしての生産性が大きく向上しました。
データで育てる売場づくり
セールスの日や週末のチラシ掲載は売上に大きな影響を与えますが、その効果を正確に測るのは難しい課題でした。そこで「期間」「価格」「陳列場所」といった要素ごとに仮説を立て、実績データで検証する仕組みを整えました。その結果、これまで感覚的にしか把握できなかった販促施策の効果も、数値化して次の戦略に活かせるようになりました。データで裏付けられた改善サイクルを回すことで、売場づくりそのものを成長させる力を身につけられたと感じています。

Theme 04今後の目標と挑戦
新しい小売の未来に挑み続ける
小売業は今後、一人ひとりの暮らしに寄り添った「提案型」へ進化していくと考えています。たとえばレジゴーやスマホアプリを活用し、購買履歴に基づいたおすすめ商品を提示することで、買い物体験はより快適でストレスのないものになるでしょう。
売場づくりの観点では、バスケット分析を活用して「一緒に買われる商品」を売場に反映。部門を横断した関連販売を広げることで、お客さまの潜在的なニーズを“見える形”にし、買い物の楽しさや新しい発見を提供できる売場を目指しています。
キャリアの目標
これまで店舗運営で培った現場経験と数字に基づく判断力を武器に、将来的には財務の分野にも挑戦したいと考えています。すでに簿記2級やITパスポートを取得し、中小企業診断士の学習も進めています。学んだ知識を現場に還元するだけでなく、経営全体に貢献できる人材へと成長していきたいと思っています。今後も「現場で得た経験」と「学びで得た知識」を掛け合わせ、新しい小売の未来に挑戦し続けます。

