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デジタルマーケティング部
デジタルマーケティング部
畑野 元征
Hatano Gensei
2023年キャリア入社
PROFILE
愛媛県出身。学生時代を過ごした福岡への思いから「九州に貢献したい」と考え、東京での就職を経てイオン九州に入社。現在はアプリ・SNS・Web・ECなど幅広いデジタルマーケティングを担当し、企画から実行まで一貫して取り組む。
Theme 01業務内容とやりがい
自分のアイデアが
成果につながる瞬間に
大きなやりがいを感じる
現在、アプリやSNS、Webサイト、EC、顧客データの活用など、デジタルマーケティング全般を担当しています。企画から実行・管理まで一気通貫で担えるのが特徴です。
たとえばアプリでは、新規会員登録を促すクーポンや「アプリガッチャ」と呼ばれるゲーム感覚のキャンペーンを展開し、売上や会員数の増加につなげています。
SNSでは特にInstagramを中心に若い世代への発信を強化し、ホームページやGoogleビジネスプロフィールの運用、ECでの商品プロモーションや購買データ分析まで幅広く取り組んでいます。
前職では既存顧客対応が中心でしたが、今は新規集客からリピート促進までを見渡せる点にやりがいを感じています。
デジタル領域は発展途上だからこそ裁量が大きく、自分のアイデアを直接形にできる環境です。施策が成果に直結することで、社会的な影響も強く実感できます。また、社内に専門人材が少ないからこそ、大きな責任を任せてもらえるのも魅力です。

Theme 02九州の発展に向けて
九州への想いを胸に、
デジタルで地域に貢献する
私は愛媛出身ですが、学生時代を過ごした福岡・九州には特別な思い入れがあります。福岡の街が好きで「いつか九州に戻り貢献したい」と考えていました。
新卒では東京で就職し、新しい挑戦を経て経験を積みましたが、より大きな責任を担いたいと思った時期にイオン九州と出会いました。300店舗以上を展開し、地域の生活に深く根ざした企業だからこそ「ここで力を尽くしたい」と感じ、入社を決めました。
実際に働いてみると、イオンは衣食住のあらゆる面で暮らしを支え、生産者や企業をつなぐ存在だと改めて実感しています。また、ハートフルボランティアや1%クラブ、WAON寄付金といった社会貢献活動も、イオン九州という規模の大きさゆえに実現できる取り組みであり、企業としての強みを改めて感じています。
デジタルマーケティング領域では、特に紙媒体では届きにくい若い世代へ商品やサービスを伝えることを重視しています。若手メンバーと共に感性を活かしたデジタルコミュニケーションを生み出し、商品の価値を九州全体に広げていくことが、私なりの地域貢献だと考えています。

Theme 03成長とチームで働く工夫
入社してまず身についたのは「主体性」と「課題解決力」です。未経験の新規顧客獲得やシステム活用に取り組み、代理店の活用や運用提案までできるようになりました。その後、SNS領域を担当し、Instagram戦略をゼロから調査・施策・実行することで、さらに解決力を磨けたと感じています。
チームマネジメントにおける
気づきと学び
私はどうしてもプレイヤー気質が強いので、その基準をそのままメンバーにも求めてしまう傾向がありました。つい“100点”を押し付けてしまいそうになるのですが、そこで意識したのは“合格ラインを明確にする”ことです。たとえば「ここまでできればOK」という目安を共有することで、メンバーが安心して取り組める環境づくりを意識しました。個々の能力やモチベーション、投入できるリソースに応じて“ここならできる”というラインを冷静に見極めることを意識しています。
挑戦と失敗を通じて、
成長できる環境がある
そのためには、自分の頭の中だけで完結させず、丁寧に言語化して伝えることを心がけました。私はマネジメントの経験が浅かったため、関連書籍を数多く読み込み、表現や伝え方を学びながら、自分なりの言葉に落とし込んでいきました。
実際にマネジメントを進める中で、失敗も経験しました。すべてを自分で巻き取ってしまったり、逆に「任せれば大丈夫だろう」と放置してしまったこともあります。その結果、メンバーの業務が進めにくくなっていると気づき、強く反省しました。自分中心にならず、適切な距離感でフォローすることの大切さを学んだ経験でした。
また、自分の経験を言語化して共有することで、チーム全体の力を高められたのも成長の一つです。小規模組織から複数部署と関わる部門へ異動した際には、一人では成し遂げられない課題の多さを痛感しました。その中で他部署と連携し、大きな構想を描き実行する力も養えたと感じています。

Theme 04今後の目標と挑戦
リアルとデジタルを融合し、新しい購買体験を創る挑戦
リアルとデジタルを融合し、
新しい購買体験を創る挑戦
ECの台頭により購買チャネルは多様化し、従来のモデルだけでは優位性を保つのが難しくなっています。一方で、リアルな場だからこそ提供できる「市場のような楽しさ」や「家族で訪れる体験の価値」はこれからも残り続けるでしょう。
今後は「便利さ」「お得さ」「楽しさ」を基準にサービスを使い分ける時代になり、リアルとデジタル双方で最適な体験を提供できるかが競争軸になると考えています。
その中で挑戦したいのは、OMO(Online Merges with Offline)の推進です。イオンはネットスーパーやECサイトなど複数のサービスと豊富な顧客データを持っていますが、それぞれの連携にはまだ改善の余地があります。サービス同士が相互補完する形をつくることで「イオンだからこそ実現できる購買体験」を提供したいと思います。
具体的には、ネットスーパー・店舗・ECの入口やUIを統一し、購買履歴がオンラインにも反映される仕組みを目指します。店舗で買った物に合わせて、ECでも似たような商品をレコメンドするなど、全国の実店舗資産を活かした体験設計に注力したいです。
個人としては、最新テクノロジーを理解し、組織を動かして事業成果に結びつけられるマーケターを目指します。そのために、知識の習得だけでなく現場経験を積み重ね、自分の力にしていきたいと考えています。

